“我々がどれほどラグビーに夢中かを世界に示すため、社名を変更しました… 「オールブラックス航空」と”
飛行機を乗ると、必ず確認しておきたい機内安全ビデオ。
何度も飛行機に乗っていると、見なければいけないのはわかっていても、飽きてくるものです。
それを毎回面白く、むしろ楽しみにしてくれているのが、ニュージーランド航空の機内安全ビデオです。
今回の舞台は「オールブラックス航空」。
ラグビーワールドカップイヤーである今年にピッタリのネタですね。
見ていただければわかりますが、2019ワールドカップの舞台、日本の東京の様な風景も登場します。
オールブラックス航空の取締役会議にて、記念すべき1本目の機内安全ビデオについてを話しあっています。
なかなか詳しい方でないとわかりにくいかもしれませんので、こちらでご紹介させてください。
アイデアを出し合っている会議のメンバーには、オールブラックスのヘッドコーチ、スティーブ・ハンセン、主将のキーラン・リード。
現役オールブラックスのアントン・レイナート・ブラウン、サム・ケイン、ライアン・クロッティ。
前回2015年大会の際の機内安全ビデオでメインキャストを務めたイズラエル・ダグ、スタン・ウォーカー。
さらに元オーストラリア代表のジョージ・グレーガン。
女子ラグビー代表ブラックファーンズの前キャプテン、ファイヨ・オファ・アマウシリ。
オールブラックスの歴代のヒーローであるマイケル・ジョーンズ、ジョン・カーワン、デビッド・カーク、バック・シェルフォード、ゲーリー・ウェットン。
ワールドカップだけに、ものすごいメンバーがそろっています。
伝説的なヒーローも機内安全ビデオに出演しているって、これは見てしまいます。
そして、ニュージーランド出身の俳優クリフ・カーティス。
日本でもリメイクされた海外ドラマ「スーツ」でルイス・リット役のリック・ホフマンは、航空会社の顧問弁護士役で出演しています。
ニュージーランドがどれだけラグビーを愛してやまないかを表しているのではないでしょうか?
会議で集まったアイデアが次々と具体化していき、いつの間にかにしっかり脱出方法や安全装備の説明がされていくという形になっています。
現役、OB、ファンに子供達と、全員が集結した機内安全ビデオ。
世界中にニュージーランドの誇りを伝えると共に、今年開催されるワールドカップでの活躍を応援し、機内安全を搭乗者に伝えています。
毎回このネタを記事にさせていただくときに、同じことを言っていますが、他の航空会社も何年も同じビデオを使い回していないで、作り込んだものを作っていくべきだと思います。
特に今回のビデオでは、電子タバコや充電に関しての項目が追加されています。
今までのビデオではグレーな部分をしっかりと伝えています。
その時の時代にあった機内安全ビデオを作っているという意味でも、見習うべきだと私は考えます。
#CrazyAboutRugby
#AirNZSafetyVideo