昨年末に訪れた那智・熊野。
世界シェアNo.1のロンリープラネットでも紹介されています。
時期的なものもあるのか、外国人の方も多いなぁというほどではありませんでしたが、ちらほら見かけました。
そしてその中でも、よく知ってるなと思った点もありましたので、「ナゼここに?」を調べてみました!
まずは私が熊野の拠点として滞在した新宮市にある「熊野速玉大社」。
熊野三山の一角で、世界遺産登録もされ、多くの観光客の方が訪れています。
私が訪れた時も、大型バスが一台停まっていました。
英語表記はほとんどなかったものの、ロンリープラネットの説明でもある程度の見どころは把握できますね。
例えば"Japan's oldest conifer"日本最古の「なぎ」の木のこともおさえてあります。
この木を素通りしてしまっていた日本人の方もいたのに、外国人の方の方が興味津々に見ていたんです。
"Hayatama-no-Okami"の事も触れられていますね。
ちょこっと説明しますと、新宮市にはこの熊野三山の神々さ最初に降り立った霊山で「天磐盾(あまのいわたて)」もある神倉山もあります。
「熊野三山」と日本では括られてしまっていて、本宮・那智・速玉は把握しているのですが、神倉山にある神倉神社を忘れてしまいがちという話があります。
先のブログでも書きましたが、若干道が険しい事もありますが、一見の価値ありです!
また毎年2月6日には白装束の男達が御神火をいただいて、駆け下りる「お灯祭」が行われます。
大岩を御神体とした神倉神社の御朱印も、この熊野速玉神社でいただくことができます。
前回の旅で私が訪れることができた熊野三山はもう一箇所、那智大社です。
併せて、那智大社別宮の飛瀧神社の御神体で、日本一の滝で名水百選・滝百選・音のある風景百選など、様々な一面をもつ「那智の滝」です。
私訪れた際に乗せてもらったタクシーの運転手さんがおっしゃっていた「外国人のほとんどは大門坂から歩く」のヒントは、やはりロンリープラネットにありました。
那智か紀伊勝浦駅からバスで大門坂で降りるルートが紹介されています。
もちろん大社手前までバスで行く事もできますが、ほとんどの方が歩く選択肢を選ぶんですね。
日本人の方は半分半分くらいだそうで、少しは歩きましょうよ・・・
(いや、歩かれていた方もいらっしゃいましたよ!!)
また、ここでは「冬はいいけど、夏は大汗をかかされる」とあります。
「逆のルートも選択肢」と紹介もありますが、確かにバスがちょっと大変になるかもしれませんね。
那智から駅方面には1時間に一本ほどのペースで出ていますが、方面によっては2時間に一本に。
スケジュールセッティングはここでは大事になるのは、私も実感しました。
そして今回実は分からなかった・・・見つけられなかったのが「那智山奥の院」。
実はネット上で計画を立てている際にはこの「那智山奥の院」の存在を見つけることはできませんでした。
このロンリープラネットを見ていて、存在を見つけることができました。
その後もどうにも情報がない。
「廃寺」「危険」なんて文字と一緒に出ては来るのですが・・・
思い切って現地で!と思ったのですが、結局今は大変行きにくい状態だと聞かされ、訪れずに終わりました。
と、言っても、いわゆる「用意が必要」というやつです。
那智勝浦町としては「かけぬけ道」として紹介があり、歩行距離は5km、推奨3.5時間。
山崩れで通行不可の道もあり、「ついでに」では若干予定しづらいものでした。
さすがロンリープラネット、ここまで抑えてあるとは。。。
たしかに"hike"という単語を使っているので、少しハイキング装備が必要だったのかもしれませんね。