![閉まる八丈島空港](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s6848a896ec5556e7/image/i765b2d3f94cc76d1/version/1586679627/%E9%96%89%E3%81%BE%E3%82%8B%E5%85%AB%E4%B8%88%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF.jpg)
観光コンサルタントとしては初めての島旅、八丈島旅。
なかなか八丈島では天気予報が当たらないと聞いていましたが、なんと前日は大嵐予報が大当たり。
思う様に行動できなかった2日目とは変わって、3日目は雨は止んで青空が見られましたが、朝方は残っていた風で起こされました。
ホテルで朝ごはんをいただき、この日はまず空港へ。
実はこの八丈島旅、最初の2日は私が前乗りという形で、この3日目から仲間が合流することになっていたのです。
朝一の飛行機、8時半には空港につくことになっていたのですが・・・
空港に向かって車の中から見たのは、空港とは逆向きに飛ぶ飛行機の姿。
そうなんです。。。
この風の影響で、もともと引き返す条件付きでの運行だったのでしたが、実際に降りること叶わず、仲間たちを乗せた飛行機は羽田空港へ引き返していったのです。
私も観光コンサルタントという仕事柄、飛行機にはよく乗る方なのですが、引き返したことはありません。
結構揺れた印象があっても、空港に降りられていたのですが。。。
引き返してしまったものは仕方ありません。
実際には1ヶ月に1回2回あるかという話なのだそうです。
確かに飛行機というのは、風と霧には太刀打ちできませんね。
八丈島の場合はほぼ、八丈島側の天候が影響するらしいのですが。
調べてみると、結構冬は大変なのだそうです。
南国っぽいイメージがありますが、寒いし強風が多くなるみたいで、記録的には月の半分、欠航が続いた時期もあった様です。
ただし、八丈島を結ぶのは飛行でだけではなく、船という選択肢もあります。
そして主に船で必要物資や生活品の輸送をしているそうなので、島の方の感覚としては、飛行機が飛ばないよりも、船の動かないという方が困るのだそうです。
運も良く、同じ日の夕方、八丈島行き最終便が取れ、なんとか同日に仲間たちと合流することができたのですが、“ある意味”貴重な体験をさせていただきました。
何はともあれ、地上にいる私ができることなんて多くはありません。
最終便の飛行機に乗れるという連絡を受けた私は、何もしないわけにはいきませんので、前日できなかった旅巡りを再開です。
まずは島の全容が把握できるかと思い、八丈富士途中にある「ふれあい牧場」へ。
そこで「なるほど」と思わせる光景を目にするのでした。
車で15分ほど、八丈富士を登っていき、登山口との分岐を左へ曲がったところにあるのが「ふれあい牧場」。
標高はそこまで高くないのですが、いかんせん周りは海。
![ふれあい牧場では間近に牛さん](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s6848a896ec5556e7/image/i5f7b0fafb3e9d9d1/version/1586679824/%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%82%E3%81%84%E7%89%A7%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%81%AF%E9%96%93%E8%BF%91%E3%81%AB%E7%89%9B%E3%81%95%E3%82%93.jpg)
とても眺めがいいところです。
トイレとちょっとした椅子が置いてある程度の建物がある程度。
特に牛舎や何かしらの施設があるわけではありません。
季節限定ですが、アイスクリームを売っているジェラートハウスがやってくる時もある様ですが、残念ながらいただけませんでした。
名前通り、牛とのふれあいができる牧場で、間近に観察できます。
放牧されているので、牛が近くにいないこともあるそうですが、私が訪れた時には目の前に。
海に囲まれた高地ですので、ただでさえ風が強い上に、この日は特に強風が吹き荒れていました。
気温がかなり低いので、体が冷えない様な格好する方がいいですね。
![ふれあい牧場からの眺め、心を奪われてしまうのも納得](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s6848a896ec5556e7/image/i177c3854b90b3ea5/version/1586679952/%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%82%E3%81%84%E7%89%A7%E5%A0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E7%9C%BA%E3%82%81-%E5%BF%83%E3%82%92%E5%A5%AA%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%81%AE%E3%82%82%E7%B4%8D%E5%BE%97.jpg)
それでもこの光景は素晴らしい!
牛ものびのびとしていますね。
人にとっても、東京都とは思えないほど、都心喧騒とは無縁の世界。
この景色に心を奪われて、島へ移住する人がいるというのも、わかる気がします。
ただ、この風景が、この日、飛行機が帰ってしまう理由なのだとわかりますね。
三原山と八丈富士に囲まれた狭い平地を利用している上に、外洋に浮かぶ島ということで、風の変化も多く強風にもなりやすいと言えます。
![空港には厳しい地理、それが八丈島](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=780x10000:format=jpg/path/s6848a896ec5556e7/image/i40abf1ddb7069a4a/version/1586680041/%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8E%B3%E3%81%97%E3%81%84%E5%9C%B0%E7%90%86-%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%8C%E5%85%AB%E4%B8%88%E5%B3%B6.jpg)
同じく霧が発生しやすい条件も揃っている、国内でも大変地形的に難しい場所にある空港です。
空港の西側にはすぐ民家が並び、これはパイロット泣かせな空港ですね。
これだけの風です。
八丈富士の上を目指すのは得策ではないと踏み、木々に囲まれたトレッキングのルート目指し、この日はここで八丈富士を後にしたのでした。
![全国各地から観魅処の講座が選ばれるのか?](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=png/path/s6848a896ec5556e7/image/i936f7bf7b79444b8/version/1624607630/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%90%84%E5%9C%B0%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%B3%E9%AD%85%E5%87%A6%E3%81%AE%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%81%8C%E9%81%B8%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B.png)
![旅作りをここからスタート](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=png/path/s6848a896ec5556e7/image/i4a5f433906380a98/version/1624607680/%E6%97%85%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%82%92%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88.png)